人間以外の動物たちが絶滅する世界、絶滅しようとしている世界。
そんな世界で人間は生きていけるのか。
人間のみが生存する世界で生きていたいのかと聞かれたら、あなたはどう答えるだろうか。
この夏、油亀では「知ることから始まる」をコンセプトに、 新たなる試みとなる展覧会を開催します。
今、この地球では様々な動物たちが絶滅の危機に瀕しています。
しかし、その現実を知る人は多くありません。
動物園にいる動物たちでさえも、その仲間は種の存続が危ぶまれています。
作り手一人一人が絶滅危惧種と向き合い、作品として作り上げ発表することで、
普段気にもとめていない動物たちの現実、絶滅危惧種をとりまく状況に興味関心を持つきっかけになる。
そんな展覧会を開催したいと考えております。
本展を通じて、動物たち、ひいては人間を取り巻く環境について、作り手も、売り手も、来場者も考える。
「100年後の未来」はどうなっているのか。
人間を含めた動物たちの世界について関心を抱く、そのきっかけになればと願っております。
◆寄付について
岡山の実店舗ギャラリー「アートスペース油亀」での募金と、本展会期中の売上の一部をIUCN日本委員会(日本自然保護協会)に寄付いたしました。
◆参加作家
内山太朗(三重県)、岡美希(大分県)、奥山泉(沖縄県)、小菅幸子(三重県)
田川亞希(東京都)、浜坂尚子(愛知県)、増田光(愛知県)、山村富貴子(岡山県)