制作年 , 素材	2021 , Oil on canvas
サイズ	約 273 × 220 mm

＜吉行鮎子の技法＞
遠近法やシンメトリー、吉行鮎子さんにしか生み出せないであろう、空間構成。
平面の絵なのに、本物の芝生や植物が、キャンバスに生えているかのようです。
そんな彼女の技法は 、すべて独学で生み出されました。
油絵の具の使い方もわからず、描きたいものを描けない苦しみのなかで、もがきながら会得したのなのです。

登場人物が立つ大地や山は、彼女自身でもあります。
絵のひとつひとつに繋がりがあり、彼女の物語が奏でられます。
彼女の絵を観ていると、わたしたちはいつのまにかその中へと迷い込むような感覚になるのです。

＜額装について＞
吉行鮎子作品は、「額付」と表示しているもの以外、「額なし」の状態で販売いたします。
額なしの状態でもお部屋に飾っていただけるように、吉行鮎子さん本人が、作品の側面に白色の塗装を施して仕上げています。

額装を希望されるお客さまには、吉行鮎子さんが作品をイメージして木の材質や色を選び、額職人による特注の額を制作いたします。
備考欄にて「額装希望」とご記入ください。
額装の目安は、SM（サムホール）サイズで税別10000円〜です。